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「昭和の日 法案」可決

2005/06/06(月)

祝日法改正案が第162国会で可決/成立、5/20に公布されたそうな。

国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(平成17年法律第43号)が公布され、「国民の祝日」として、新たに「昭和の日」を加え、「みどりの日」を5月4日とすることになりました。

なお、この改正は、平成19年1月1日から施行されます。

現行では、4/29が「みどりの日」、5/4が火~土曜なら「国民の休日」ですが、2007(平成19)年からは、4/29が「昭和の日」、5/4が「みどりの日」となるらしい。

これによって、あちきがやらねばならんこと。

…平成18年12月31日までにはなんとかします。(汗)

自身の想いを伝えるということ

2005/05/30(月)

昨日、高山広のおキモチ大図鑑「てづかみ」を観てきました。

いつも思うけど、彼の芝居は他のそれとはちょっと違う。他の芝居では大概、アンケートに感想を書いていくのですが、彼の芝居には感想が書けないのである。彼の芝居を観ると、いつも確実に心が動く。だから観終わるといつも顔中ぐしゃぐしゃに泣いてしまう。でも書けない。

「巧い」とか「素晴らしい」とか、そんな月並みな褒め言葉ではこの感動は表現できないのである。だって巧いんだもん。「何々が巧かった」「どこどこが良かった」ではないのだ。そんなところで彼は芝居をしていない。

彼はいつも板の上で「何かを感じること」「何かを考えること」…を教えてくれる。うまく言えないけど、心の中のもっとこう…根底の何かを揺さぶられるような、突き動かされるような、そんな感じ。彼は、自身の想いを伝えるために常にアンテナ張って、いろんなことを感じて、考えて、たくさんのさまざまな経験を積んできたに違いない。

でも彼の芝居は決して「これはこうなんだ」って押し付けたりはしない。観る者の知識や想像力に委ねるのだ。だから素直に心の中に入ってくる。そして考えさせられる。人生について。

ここしばらくはスケジュールが合わなくて氏の芝居を観に行かれなかったのですが、今回やっと観ることができて、本当に良かった。

ジャンルは違うけど、同じ表現者として頑張っていこうと思った。

女の涙

2005/05/26(木)

あちきは仕事中は泣かない。少なくとも泣くまいと決めている。それは、ギャラをもらって踊って(教えて)いる以上は「男も女もない」からで、涙という女子供の特権(免罪符?)を使うのは卑怯だと思っているからだ。だから仕事中での相手の涙も信用しない。

けれど、ひとたび仕事が終わればそれは一変する。

今日、とある俳優養成所のダンスレッスン終了後に「ありがとうございました」と挨拶しに来てくれた生徒がいた。今日日、挨拶もろくにできない若者が多い中、相手(この場合はあちきのこと)の目の前まで来てきちんと挨拶ができるというだけで既に感心してしまうのだが、さらに彼女は目に涙を浮かべていた。聞けば、今後のレッスン内容にダンスは組み込まれないかも知れないから、というものだった。

彼女の涙の真意が「ダンスがなくなる」ことなのか「あちきに教わる機会がなくなる」ことなのかは確認できなかったけれども(だって確認したら、絶対にもらい泣きしてしまうから。あちきは元来泣き虫なのだ。)、でもきっと、ダンスを好きになってくれてたってことだよね。

こーゆー涙には弱いんですよ。ホントに。

思わずもらっちゃいそうになってしまったので、現場では泣くまいと、わざと冷たく返してしまったかもしれないけど、本当はすごく嬉しかった。

この場を借りて言うのもなんだけど、今まで受けてくれてありがとう。もし本当にレッスンがなくなってしまうのだったら残念だけど、その時はきっと現場で会いましょう。

…って、日頃生徒には「素直になれ」と言ってるあちきが一番素直じゃねーな。(苦笑)