舞台に関する用語
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仕込み (しこみ)
[舞]
会場内に、音響・照明機材や舞台装置を搬入すること。本番当日の朝、もしくは前日の夜間にやることが多いです。
下手 (しもて)
[舞]
劇場の舞台上で右側のこと。客席側から見て左。
稽古の際、演出家と演者は普通向かい合っているためお互いの左右の方向が違うので、混乱が生じないように統一させた言葉がこれ。
迫 (せり)
[舞]
舞台の床の一部を切り抜き、大道具や役者を乗せて舞台上へ登場させたり、または奈落に下ろす装置。
千秋楽 (せんしゅうらく)
[舞]
本番の最後の日。元々の由来は、能の最後に千秋楽(「高砂」の終わりにある文句)を歌ったことから、最終日をこのように呼ぶようになった。
袖 (そで)
[舞]
舞台両端の、客席からは見えない部分。自分の出番を待つ場所。
面 (つら)
[舞]
舞台上の1番端のこと。主に「前っ面(まえっつら)」(1番前端)のことをさします。ダンス公演などで、「これ以上前に出ると照明などが当たらず、お客さんにとって見づらくなる」という位置を「踊り面(おどりつら)」と言う場合もあります。
出トチリ (でとちり)
[舞]
「出をとちる」こと。舞台で、出るべき場面やタイミングを間違えること。
出待ち (でまち)
[舞]
出番の終わった役者さんが帰っていくのをお見送りすること。
例えば、終演後、楽屋通用口(役者の出入口のこと。たいていは劇場ウラ)でずっと立ってるファンらしき人たちがいたら、それが「出待ち」の人です。
トラ (とら)
[舞][映]
代役のこと。語源は「エキストラ」。アンダースタディ、スタンドイン、ダミーと違い、本番もそのまま出演する。スケジュールの都合などで演者が仕事(本番)に参加できない時に代役を用意することを「トラを立てる」という。
取り (とり)
[舞][映]
元々の意味は、寄席で最後に出演する者。真打(しんうち=技量の最も優れた者)。転じて、最後に上映または上演される呼び物の映画や番組。またはそれを演ずる人を指します。
例:「紅白歌合戦でトリをとる」←1番最後に歌う人。
緞帳 (どんちょう)
[舞]
芝居や舞台で、終演時に上から降りてくる幕のこと。
中日 (なかび)
[舞]
初日と千秋楽(最終日)のあいだの日。
奈落 (ならく)
[舞]
劇場で、舞台の床下にある地下室のこと。舞台上で使用する装置などがある。
2回まわし (にかいまわし)
[舞]
歌手のコンサートなどで昼と夜、2回公演をすること。
旗揚げ (はたあげ)
[舞]
新しく結成した劇団が初めて公演をすること。その劇団の初御披露目。
花道 (はなみち)
[舞]
客席上にある、舞台下手側(客席から見て左側)から客席後ろにつながった通路のこと。歌舞伎や新劇では、登場シーンなどの演出で使用されることが多い。